国際親善トピックス

いのちのたび博物館見学会を開催しました

2018年7月

事務局 事務課長 高井辰彦

いのちのたび博物館にて

平成29年10月21日に、食品安全行政コースの研修員を対象に、北九州市立大学FIVA(*1)メンバーの企画による「いのちのたび博物館見学会」を実施しました。

午前11時過ぎに研修員10名と学生5名とでJICA九州ロビーに集合し、先ずは「回転ずし」を体験してもらおうと、東田エリアにある回転ずし店に向かいました。

まだ昼食には早い時間ではありましたが、既に家族連れや学生達で賑わっている店内の様子に、初めて回転ずし店を訪れた研修員の皆さんは幾分驚いた様子でした。

事前の班分けに沿って研修員と学生とで4テーブルに別れ、見よう見まねで廻ってくるお寿司を取ったり別注文したり、また別の班と空き皿の高さを競ったりしながら(あいにく、食事に制約がある研修員も数名おり、結果は大差がついてしまいましたが)、研修員と学生は直ぐに打ち解けて会話が弾むようになりました。


回転ずし店にて
食事を終えて、いのちのたび博物館に向かいました。

この日は午後からかなり強い雨となったにも関わらず、いのちのたび博物館も大勢の見学客が訪れており、博物館内で研修員が迷子にならないか心配になるほどでした。

このように恐竜の化石や太古の自然史を展示する博物館は、どの研修員も体験したことがなかったようで、盛んに写真を撮ったり、学生に質問攻めしたりと、研修の合間の休日を大いに楽しんでくれたことと思います。

あまりに近場であったため、これまでKITAでは親善プログラムにいのちのたび博物館見学を組み込んだことがありませんでしたが、研修員には大変好評で、この企画を立案し引率いただいた学生の皆さんに、この場をお借りして感謝申し上げます。

〜(*1) FIVA 〜
北九州市立大学 地域共生教育センター 国際交流プロジェクト
「歩いて、遊んで、学んで。北九州で国際交流」をスローガンに、北九州を訪れる外国人の方々との交流を通して、日本文化や北九州の歴史を知ることで、北九州に親しみを持ってもらえるようなイベントの企画・運営を行っています。