国際親善トピックス

〜 第1回NSSC交流会を企画して 〜

2015年1月

新日鐵住金ステンレス株式会社 八幡製造所 内門功輔、浅野渉

居酒屋での親睦会

ブロロローッ!工場の灯りを海面に映す夜の洞海湾に渡船の力強いエンジン音が鳴り響きます。残暑も過ぎ去り、海風が心地よい10月1日、KITA運営の「民生省エネコース(B)」の研修員の皆様(6名)と弊社若手社員(10名)とで、交流会『若戸渡船乗船体験』を行いました。

弊社は世界で戦えるステンレスメーカーを目指し、海外に販路を拡大しています。その中で、社内でも英語力の向上が求められるようになりましたが、八幡製造所に勤務する私達には海外の方々と直接関わる機会、「生」の英語に触れるチャンスがなかなかありません。

そこで、『自分たちから外に出て、英語を使う環境に飛び込むしかない!』と思い立ち、海外研修員の方々と交流の機会を求めて、KITAの門を叩きました。

国際親善事業担当のKITA事務局からも、「研修員にとって、北九州での良い思い出になれば・・・」とご快諾頂き、交流会を実施する運びとなりました。

交流会は『北九州をより深く知ってもらう』をテーマに、洞海湾によって隔てられた北九州市の若松と戸畑地区を結ぶ住民の足である若戸渡船乗船体験と、戸畑での懇親会を企画しました。若戸渡船は明治期から125年の歴史があり、『ポンポン船』の愛称で、北九州市民に親しまれています。

当日は、夕刻に八幡駅前に集合し、JRで戸畑まで移動しました。初対面のときは(こちら側が一方的に緊張して)ぎこちない雰囲気がありましたが、移動中や乗船中にいろいろな会話をするうち、徐々に緊張もほぐれ、懇親会では英会話も滑らかになり、更に親睦を深めることができました。

研修員の皆様も楽しいひとときを過ごして頂いた様で、交流会を企画して良かったと思いました。また、私たちにとっても、日頃の英語学習の成果を確認することができ、非常に有意義な交流会でした。

交流会実施に当たりましては、KITA事務局の皆様にいろいろとご支援頂き、心より感謝しております。今後も開催させて頂きたいと思っておりますので、よろしくお願い致します。


若戸大橋を背景にして


若戸渡船