国際親善トピックス

北九州市立大学生との親善町歩き

2017年1月

事務局 事務課長 高井辰彦

魚町銀天街にて

 平成28年9月3日に、アフリカ地域実践的電気・電子技術者育成コースの研修員を対象に、北九州市立大学のFIVA(*1)メンバーとの交流イベント「小倉町歩き」を実施しました。

台風の当たり年の中、この日も台風12号の九州接近の恐れがあり、開催が危ぶまれましたが、幸い雨に降られることはなく暑さの和らいだ中でのイベントになりました。

プログラムの前半は、研修員と学生とのお互いの国の紹介を含む自己紹介でした。学生のほとんどが交流初体験の1年生で、始めはぎこちなさがありましたが、北九州に親しんでもらいたい若者の気持ちを汲み、研修員が優しく接してくれたことで、次第に打ち解けた雰囲気になりました。

 後半は、浴衣を着ての町歩きでした。着付けの先生に準備いただいた多様な浴衣から好きな物を選び、着付けをしてもらった自分の姿を見て、研修員の皆さんはとても晴れやかな表情でした。

FIVAメンバーとともに散策した旦過市場・魚町銀天街は、週末の買い物客で賑わっていましたが、浴衣姿の外国人は一際目立つ存在でした。お店に立ち寄った都度お店の方やお客さんが気さくに声をかけてくれ、研修員もリラックスして町の雰囲気を楽しんでいる様子でした。

半日のプログラムでしたが、研修員にとっては思い出に残る日本文化、北九州体験になったものと思います。FIVAの皆さん、着付け教室の先生方にこの場をお借りして感謝申し上げます。

なお、このイベントについては、北九州市立大学地域共生教育センター広報誌「Lab.Times」にも掲載され、学内の学生・教職員に紹介されました。


学生との対話
*1 FIVA
北九州市立大学 国際交流プロジェクト

「歩いて、遊んで、学んで。北九州で国際交流」をスローガンに、北九州を訪れる外国人の方々との交流を通して、日本文化や北九州の歴史を知ることで、北九州に親しみを持ってもらえるようなイベントの企画・運営を行っています。