西日本工業倶楽部の夕べを開催しました
2017年7月
事務局 事務課長 高井辰彦

茶道体験
この親善プログラムは例年秋口と年度末を実施時期としておりましたが、今回初めて4月に入っての開催を試みました。
春らしい暖かく穏やかな天候に恵まれ、また研修員の皆さんも日本滞在が残り1週間という時期にあたり、残り少ない滞在の中日本の春を楽しもうと、全員リラックスした笑顔でバスに乗り込んできました。
到着後、最初は西日本工業倶楽部のガイドの方に洋館を案内いただきました。このコースの研修員は研修旅行で東京と京都に行っておりましたが、この洋館の設計者が東京駅を設計した辰野金吾で、しかも東京駅より早く建築されたと聞き、驚いておりました。

ビンゴゲーム
また、この施設を100年に渡り大切に維持していることに、日本らしさを感じていたものと伺えます。
夕食を挟んで日本館へ移動し、裏千家淡交会の伊達先生とお弟子さんに、お茶の席を設けていただきました。
丁寧に作法をお教えいただきながらお茶を頂戴しただけでなく、客人をお迎えするために細部に至るまで心を配って茶器やお菓子を準備いただいていることに、茶道の心を感じたものと思います。ただ、畳の上に座るのはやはり苦手なようで、最後に集合写真を取ろうとした時に、皆さん和服姿のお弟子さんの近くの場所を確保したいと思いつつ、なかなか立ち上がれない様子でした。
プログラムの最後にはビンゴゲームを行いました。どなたもビンゴゲームは初めてだったようで、最初は戸惑っていたものの、ビンゴ第一号の研修員が出る頃には、誰もが「次こそは自分が」と盛り上がりました。
9名中4名までビンゴになった後、なかなか当たりが出なかったですが、なんと最後に残り5名が一斉にビンゴ!という大変珍しい結末となり、全員大笑いでイベントの終了を迎えることが出来ました。