研修員スピーチ

環境教育
〜デイソンさんの謝辞〜

2015.6.23 閉講式

研修員:Mr. MARAR Dayson

11カ国(12名)の研修員は、5月〜6月の「環境教育」コースに参加し約5週間を
共に過ごし共有の友人になりました。

閉講式でスピーチされたデイソンさん


古野理事長より終了証書を授与
私達はあと何週間、何日、何分、何秒と数えてきました。
そして、ついにこの時がやってきました・・・。
この間に何人かは家族を恋しがり、何人かは本当にここに留まりたいと思っています。
私達の感情は悲しみと喜びが混ざり合っています。


私達の人生、未来を形作り、生活の一部となっていた場所を後にすることを、私自身は少しも悲しいとは思っていません。カフェの良い香りと明るいサービス、JICAや訪問先で受けた元気な挨拶、そして研修員としての経験をなつかしく思うでしょう。


研修員から記念品を贈呈された原口CL
優しく元気なコーディネーター、素晴らしいオフィサー、私たちの差異に負けずについてきてくださいって申し訳なく思います。原口コースリーダー、そして今日はいらしていませんが、私たちに教授してくださった講師の方々、ありがとうございます。講義は環境教育に関することのみならず、セミナールームの壁を越えたものでした。本当にありがとうございます。

そして12か国から来た友人たち、ありがとう。素晴らしい時を過ごし、楽しくて笑いが止まらなくなったり、重要な講義を受けたり、異なる意見を戦わせたりしました。私達は多くの知識を得ました。それを国に持ち帰り、改善できたら良いと思っています。

人生は短いものです。猶予期間は過ぎ去り、私たちはインターネットを通じて、お互い友人であることを思い出すようにしなければなりません。時間も距離も離れるけれども、皆さんが日々の中で重要な役割を果たすことは変わらないでしょう。距離は本当に友人を分かつものでしょうか?もし愛する誰かと一緒にいたいと思ったら・・・すでにその人のそばにいるのではないでしょうか?


企業訪問
JICA(日本、所長様、スタッフの方や皆様)は寛大で、今後さらに寛大になるでしょう。ですが最も重要なことは、我々がここで強くならなければならないということです。心、魂、信念、友情。皆さんが金銭的な面ですすんで犠牲になってくださったように、この世界のより良い未来の世代のために、己の利益のみだけでなく開発途上国全ての利益になるように国のために働くことでしょう。
では、ここで皆さん盛大な拍手をお願いします。

そして強い期待、晴れ晴れとした心、深い謙虚さと感謝の気持ちを胸に私たちは出発します。
皆さんは様々な信仰を持ち、おそらく別々の神ですが、ある意味本当は同じ神に祈っていることでしょう

しかし、皆さん一人ひとりに言いたいです。私達は皆さんのことを常に記憶に留め、感謝の念を抱き続けるだけでなく、いつも心の中に留め祈りを捧げることでしょう。

ありがとうございました。