研修員スピーチ

2019年度 日系社会研修 「和食ビジネス振興」
〜伊賀上さんの謝辞(パラグアイから参加)〜

2019.11.27 閉講式

研修員:伊賀上 眞海

南米三ヵ国から派遣された研修員5名は、北九州市(JICA九州)に集まり「和食ビジネス振興」の技術研修に参加し、共通の友人になりました。

閉講式でスピーチされた伊賀上さん


閉講式が終えて関係者一同で記念撮影
皆様 こんにちは

この度は素敵な研修コースに参加させて頂き、研修員を代表してお礼を申し上げます。

JICAやKITAの皆様に素晴らしい“おもてなし”をして頂き、感謝いっぱいの気持ちでおります。

今回の研修コース「和食ビジネス振興」に南米のアルゼンチン、ブラジルとパラグア イの3力国から5名の研修員が参加させて頂きました。

われわれ研修員は私も含め和食の仕事に関わっておりますが、新しい和食の店を開きたいとの純粋な気持ちで参加しました。

研修員の各自は少々不安な気持ちで日本へ到着しましたが、研修中に三木コースリーダーや通訳の下田さんから手厚い援助を受け、研修員皆で助け合ったり、食事に行ったり、ショッピングをしたり、有意義な日々を過ごすことができました。

最終日である今日は、自信を持って頼もしい友達が出来たと言えます。


はじめてそば打ちを経験しました
今回の研修内容は、研修員全員の期待に応えてくれました。

和食の広い背景、歴史、経営、 マネジメントなど学び、麹、味噌、日本酒、漬物、そば等の色んな物の作り方、見学などして知識をより深める事ができました。

また、三木先生、増田先生や平尾先生の講義、大分や北九州での色んな所の見学等で研修員としてだけでなく人間としても大きく成長する事もできました。

サンアクアTOTOの見学は心に残るインパクトの強い見学になりました。身体障害者の方々の頑張りを見ると心が温まりました。

皆さんが日々の改善を考え、頑張っておられる姿が印象的でした。

「一村一品運動」の町おこし、「和食料理」体験、6次産業、市場での食材視察、 高齢者の頑張りを見たり、経営戦略、事業計画書、マーケティング等、自由時間には各地の観光も勉強になりました。


回転寿司で食べ終わった皿を重ねました
三木コースリーダとの食事会も盛り上がりました。

焼肉食べ放題ではダイエットを忘れ、元を取るために必死にご馳走になったり、回転寿司では顔が隠れるくらい皿を重ねたり、勉強だけでなく楽しい思い出もいっぱいです。

一期一会ではなく、一生一会。

皆様の”おもてなし”が一生心に残ります。

多くの勉強や見学等を可能にしてくださった関係者の皆様方、本当にありがとうございました。

心より感謝申し上げます。

明日、われわれ研修員は自分の国に帰ります。

研修の成果として研修員全員が成功する事を心 から望んでいます。

学んだ事を活かし日本の素晴らしい世界遺産である“和食”を南米の 方々にもっと広めていく努力を必ず致します。


日本食料理を実習中
Muito Obrigado a todos

Muchisimas gracias a Todos

大変有難うございました。 

これからも宜しくお願いいたします。