研修員スピーチ

省エネルギー政策立案コース
〜バズルールさんの謝辞〜

2014.8.01 閉講式

研修員:Mr. RAHMAN Mohammad Bazlur

9か国(12名)の研修員は4週間を共に過ごし、共通の友人になりました。

閉講式でスピーチされたバズルールさん


古野理事長より終了証書を授与
尊敬すべき研修運営管理者の皆様、
尊敬すべきコーディネーター、
親愛なる研修の仲間たち、
素晴らしいご列席の皆様、

コンニチワ!

研修員を代表して謝辞を述べる機会を頂き、身に余る光栄です。省エネルギー政策立案研修の出資者であり、また、私達を同研修への参加者として推薦してくださったJICAに対し、研修員全員を代表して、感謝の意を表したいと思います。

また、この研修を効果的かつ円滑的に調整してくださったKITA(北九州国際技術協力協会)にも大変感謝しています。KITAは我々の研修に最高の人材を割り当ててくださいました。この研修は、省エネについて学び、経験を共有するまたとない機会を私達に与えてくれました。この四週間、非常に謙虚に且つ熟練した方法で課題を提供し、その課題を私達が理解できるよう尽力してくれた全ての研修運営管理者の皆様に研修員を代表して深謝申し上げます。


研修員と麻文さん、川口健二さん(CL)
研修初日から、マフミさん、ケンジさん、ウエヤマさんは、私達と一緒にいてくださいました。マフミさんとケンジさんは、北九州市内の視察や東京・京都への研修旅行全てに同行して、視察や研修旅行が実りあるものになるようあらゆる努力をしてくださいました。彼らは、ジョブレポートや政策立案やアクションプランを細かく確認し、適切なものになるよう導いてくださいました。また、私達の発表が上手く行くよう、リハーサルの時間も割いてくださいました。正直、私のこれまでの人生で、どこのどの研修プログラムにおいても、これほど献身的できめ細かいものを経験したことはありません。研修員を代表して全ての皆さんに感謝いたします。

マフミさんの優れた通訳能力には驚かされました。技術的内容または非技術的内容を問わず、彼女がいかに素早くメモ帳に走り書きし、そして、いかに完璧に適切な通訳をしてくれるかということについて、時折、私達は研修員同士で話したものでした。研修員を代表して、彼女の素晴らしい通訳と絶え間ない協力に感謝いたします。

更に、KIC及びTICのスタッフ、JICAバスの運転手さん、訪問した様々な団体の職員の皆様にも御礼申し上げます。そのすばらしいおもてなし、思いやり、ご親切に感謝いたします。あなた方のおかげで私達全員が日本大使となりました。私達はどこにいようとも、日本人の寛大さを皆に伝えていきます。


研修旅行中の新幹線内にて
私達は、省エネが巨大なテーマであるということを認識しており、四週間の研修では十分でありませんでした。ですが、この研修は、手段や技術を習得するための手助けをしてくれましたし、カイゼンの知識を更に深く得る道筋も示してくれました。私達は、更に知識を増やし、各々の母国の職場環境に適用するよう、一生懸命に取り組んでいくつもりです。

エネルギー効率の改善や省エネ推進による低炭素社会の発展へ向けてJICAが絶えず努力し、深く関与されていることに深謝いたします。そのことは、次世代への十分な敬意と責任をもって平和な世界へと共に働きかけていく動機を私達に与えてくれるものと固く信じています。多くの難題が待ち構えていると思いますが、私達研修員は、研修で学んだことを実行に移すことをJICAに固く約束します。


閉講式の記念撮影
親愛なる研修の仲間達よ、9か国12名の私達研修員は、四週間を共に過ごし、共通の友人になりました。日本での楽しい思い出を胸に全員が無事に帰国するよう願っています。更に、研修員の皆さんにお願いがあります。これからもお互い電子メールで連絡を取り合い、知識や意見や経験そして省エネに関する何か新しい情勢、あるいは、それぞれの国が抱えるエネルギー関連の問題点を共有しましょう。

最後に、研修仲間全員には、日本滞在中、お互いに協力し合い、尊敬し合い、そして、親しく時を過ごすことができたことに感謝したいと思います。

アリガトウゴザイマシタ!

神の祝福がありますように。