研修員スピーチ

2024年度 食品安全行政 new!
〜Tomさんの謝辞〜

2024.09.24 閉講式

研修員:Mr. BATI Tomasi Naboreka(フィジーから参加)

2024年8月18日から9月25日までの40日間、8ヶ国(バングラデシュ、キューバ、フィジー、ラオス、マレーシア、モンゴル、フィリピン、北マケドニア)から9名の研修員が北九州市のJICA九州に集まり、食品安全行政に関する技術研修が実施されました。

閉講式で謝辞を述べるTomさん


閉講式修了後、関係者一同で記念撮影
親愛なる皆様へ
 2024年の食品安全行政コースの同僚研修員を代表して、謝意をお伝えしたいと思います。食品安全の専門家としての私たちを日本に招待し、日本の食品安全行政のシステムを学び、体験し、この分野でより良い専門家として卒業させていただいたことに感謝の意を表します。

 かつてアイザック・ニュートン卿は「もし私が遠くまで見通すことができるとすれば、それは偉人たちの肩の上に立っているからだ」と言いましたが、日本は食品安全行政の面で私たちにとても多くのことを見せてくれた偉大な国です。私たち一人一人を代表して、日本のシステムに対する素晴らしい洞察力と、ベストプラクティスを導入して各国の食品安全を改善し、今後数年以内に私たちの行動計画を実施して成功させるための素晴らしいアドバイスをしてくれたことに感謝いたします。


研修風景1
 私たちの中には、今回が初めての海外渡航であった者もいれば、初めて公務で国外に出た者もいます。ここにいる私たち全員が日本での6週間の研修を本当に楽しんだことは間違いありません。私たちは良い思い出しかなく、もっと学ぶ時間があればいいのにと思っています。しかし、悲しいことに「全ての良いことは終わりを迎える」と言われます。

 我々皆さんにとって、これは 終わりではなく、より素晴らしいネットワークと知識の共有の始まりです。私たちはグループ内で絆を育んできたので、食品安全の進歩に関して、将来的に多くの知識共有が行われることは間違いありません。


研修風景2
 最後に、私たちの同僚を代表して、私たちの短い滞在期間中に私たちのやり方、態度、言葉遣いによって皆様を不快にさせてしまったことがあればお許しいただきたいと思います。今後、他の研修員にも食品安全だけでなく、JICAが提供する他の講座も学びに来ていただきたいと願っています。将来また機会があれば、是非参加したいと思います。

 この場を借りて、改めて「ARIGTOU GOZAIMASU」と申し上げるとともに、皆様の今後のご活躍と少し早いですがメリークリスマスと2025年の繁栄を祈念して挨拶とさせていただきます。同僚の皆さんには、いつものように感謝の気持ちを伝えていただきたいと思います。