研修員スピーチ

2024年度 地域の水問題を解決する実践的統合水資源管理 new!
〜Assegidさんの謝辞〜

2024.10.4 閉講式

研修員:Mr.WAGI Assegid Ajeme(エチオピアから参加)

13ヶ国(バングラデシュ、カンボジア、フィリピン、スリランカ、ベトナム、エチオピア、ケニア、モロッコ、南スーダン、スーダン、キューバ、ドミニカ、フィジー)から計14名の研修員が、9月3日から10月5日までの約1ヶ月間に渡り、北九州市のJICA九州に集まり、 統合水資源管理に関する技術研修が実施されました。

閉講式で謝辞を述べるAssegidさん


閉講式修了後、関係者一同で記念撮影
 JICA並びにKITAの代表者ご一同、ご来場の皆様、心からご挨拶申し上げます。 2024年の実践的統合水資源管理研修プログラムに参加した研修員全員を代表し、この場をお借りして、日本政府、JICA、KITAに深く感謝の意を表したいと思います。KITAコースリーダーの緒方さん、JICAオフィサーの河野さん、コースコーディネーター兼通訳の山根さんの研修期間中の献身的なご尽力に心より感謝申し上げます。講師陣の献身的な姿勢と提供された研修教材の質の高さは本当に称賛に値するものであり、講師の皆様には、その膨大な知識、多様な視点、実践的な洞察、経験を共有していただいたことに感謝したいと思います。


研修風景1
 この研修で得た実践的な知識とスキルは、私たちの専門能力を高め、統合的な水資源管理へのより持続可能なアプローチを促進するのに役立ちます。また、八千代エンジニアリング、光保育園、筑後大堰管理事務所、山田堰土地改良区、藤波ダム管理事務所、松原ダム管理事務所、熊本市環境局、穴生浄水所、河川情報センター福岡センター、福岡地区水道企業団 海水淡水化センター、日明 東部浄化センター、フジクリーン工業 飯塚工場、井手浦浄水所の皆様には組織的な見学を受け入れてくださり、深く感謝申し上げます。


研修風景2
 また、研修プログラムを通じ、優れたホスピタリティとサポートに深く感謝申し上げます。JICA東京と九州のスタッフ皆様は、教育だけでなく、私たちの滞在を非常に思い出深いものにするために尽力してくれました。到着した瞬間から、スタッフの温かさとプロフェッショナリズムにより、私たちは歓迎され、大変お世話になりました。さらに、このプログラムは、私たちが得た知識を私たちの国や組織に適用する動機付けになります。私たちは持続可能な開発と環境保全を促進する統合的な水資源管理戦略を実施するために大きな刺激を受けたと感じています。


研修風景3
 また、参加国間でのアイデアや伝統、経験の交換を通じて、視野を広げ、相互理解を深めることができました。異なる文化について学びながら、自分たちの文化を共有し、有意義な対話と協力のためのプラットフォームを造ることは刺激的でした。

 私たちは未来を見据えながら、この研修で得た価値観と知識を展開することに引き続き取り組んでいきます。私たちが身につけたスキルは、我が国の水資源に関する課題の解決に有意義な貢献をすることができると確信しています。また、JICA、KITA、その他のステークホルダーとの強力なつながり、調整、支援を引き続き構築し、地球規模での統合的な水資源管理の実施を長期的に改善していきたいと考えています。


研修風景4
 最後に、私たちは、国を代表し、この興味深いプログラムに参加する機会を与えてくださった私たち自身の政府と組織に感謝の意を表したいと思います。改めまして、参加者の皆様の変わらぬご支援と、私たちのプロフェッショナルな成長へのコミットメントに心から感謝申し上げます。私たちは、尊敬される組織と協力し、学び続ける将来の機会を楽しみにしています。
心からの感謝と敬意を込めて、
アセシード・アジェメ・ワギ
エチオピア