宮本 正様: 終わりよければ、すべてよし
元コースリーダー (KITA在籍: 2007年〜2016年)
2020年1月
宮本 正
アルゼンチン現地での「KAIZEN」講演会。中央の白ジャケット(宮本氏)右隣(産業開発省大臣)と有竹コースリーダー
半世紀前、安川電機製作所の入社試験時に”アジアで生きて行くために、東西貿易に従事したい”とし、ロシア語も習った。が、望みは叶わずに終了。
安川電機退職後、KITAでJICA研修員を教える機会を得て、ようやく念願が叶うことに。
KITAやJICA九州の皆様には、我の強さで散々迷惑をかけることに成りましたが、現地調査や帰国後の定着確認に出かける機会も得ました。
コースリーダー8年間で、国内外に多くの友人を得て、異文化との接触も多く、人生にとって大きな「転機」になりました。
“教えることは、教えられること”や、研修員の“出藍の誉れ”に接することで『教師の喜び』も実感しました。
卒業後も、好奇心に任せて手を出す性分に変わり無く、我が家の山の神も諦めて「放し飼い」の境遇。
アマ無線、考古学、Project Management学会、Country Music、日本史の勉強会、介護福祉NPO法人、町内会、現役時代の仲間との飲み会と、終活も残りは「遺影」のみと、遊び呆けています。
現在、アルゼンチン帰国研修員が始めた、州レベルでのKAIZEN運動を支援中。現地での助言・指導は、チリ、ベトナム、メキシコに次ぐものです。
知事が主催し、州の教育省も参加する「日本文化の移植」。現地の日系団体とも連係しますが、自走するまでには、少なくとも5年程度は掛かるものと予想。
さてさて、”終わりよければ、すべてよし”となりますか? この性分、最後まで治る
ことが無いと覚悟している、今日この頃です。