特設コーナー 定年退職のご挨拶

三木 義男 様: KITA19年の思い出
元コースリーダー (KITA在籍: 2001年〜2020年)

2020年7月

三木 義男


1.コースリーダー活動
                            
1) KITAとの縁
2001年、56歳での独立を目指してTOTO(株)を早期退職しました。KITAとは、テーマ“TOTO生産改革活動(トヨタ生産方式をベースにした工場の自動化)”で研修コースの講師として深い関係がありました。しかも、そのテーマ活動は、日経新聞の「全国優秀先端事業所賞」を受賞し、その責任者でもありました。そのような縁から、退職後にKITAを訪問すると当時の水野理事長よりCL(コースリーダーの略)
の要請を受け、翌年から正式にCL業務がスタートしました。

2) CLとしての実践活動
研修コースは、6コースを担当し19年間で開催したコース数は41回、参加国48か国、参加研修員約380名です。そして、新規開拓した4コースは、現在も継続されています。中南米及びアフリカ地域の多くの国々の研修員の皆さんと接してきましたが、日本の研修を活かして自国の発展に貢献していると確信しています。


中南米地域:「中小企業・地場産業活性化」コース
【JICA研修におけるコースリーダー活動状況】

1) 課題別・国別研修
@2002年度〜2006年度:
[集団研修]TMS(トップマネージメントセミナー) 5回(18か国、46名)
A2004年度〜2006年度:
[ガーナ国]中小企業・地場産業活性化 3回(1か国、24名)
B2007年度〜2015年度:
[中南米]中小企業・地場産業活性化 11回(13か国、124名)
C2007年度〜2012年度:
[中南米]産業と連携した職業訓練 7回(15か国、84名)
D2012年度〜2013年度:
[アフリカ]起業家育成・中小零細活性化  4回(17か国、42名)

2) 日系研修
@2007年度〜2013年度:
日系研修「地域活性化」 6回(2か国、29名)
A2014年度〜2017年度:
日系研修「中小企業振興」 2回(2か国、13名)
B2016年度〜2019年度:
日系社会研修「和食ビジネス振興」 3回(8か国、17名)

               [合計] (41回)(48か国、379名)


アフリカ地域:「中小企業・地場産業活性化」コース


ガーナ国貿易産業省副大臣とJICAガーナ所長との集合写真



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