技術協力

〜大研修団と共に〜
「中国天津市大気環境改善訪日研修」

2016.7

コースリーダー  井戸垣 敏

熱心な受講状況

北九州市は中国5都市(上海・天津・武漢・唐山・邯鄲)と都市間連携事業で大気環境改善訪日研修をH26年度から開始し、H26年度は上海2班、天津1班の計3班、H27年度は上海2班、武漢1班、天津1班の計4班の研修を実施しました。H27年度の最後が天津で、上海、武漢の1班6名と違い1班15名の大研修団で、研修・移動・宿泊・食事等、計画段階から大人数故の問題が懸念されました。

(事件その1) 2月14日13時40分、北京発青島経由で福岡到着予定でしたが、青島空港の雪で便は急遽北京に戻り、到着時間は大幅に遅れ22時に合流しました。約8時間の遅延到着で前途多難なスターとなりました


(事件その2) 天津と友好都市の神戸市や大気環境計測装置企業がある大阪・京都へ2泊3日の小旅行。この最終日、京都に住む朋友に会う為、京都駅集合時間必着を条件に一人別行動をした彼は、予定には間に合ったが、一本早い新幹線“こだま”に慌てて乗ってしまったとのこと。乗車予定の“のぞみ”の電光掲示板をスマホで撮って送り、新大阪駅でホーム乗換えを指示し事なきを得ました。

(事件その3)研修終盤の10日目、午前の車検整備工場の視察を終え11時15分頃早目の昼食を摂るべく近くのファミレスにバスで移動したが、研修員の半数が対面にあるスーパーへ消えた。団長が呼戻しを指示したが、6名は昼食抜きでスーパーにて買物に熱中。関西旅行以降の研修計画が立て混み予定の土産が揃わず焦っていたのが原因だったようですが、出発時間は皆キッチリと守ってくれて助かりました。


熱心な企業視察状況
研修の成果により、全団員が日中友好交流の懸橋となり、又大切な地球の大気環境を改善し未来永劫大気を守り続けていく役割を果たすことを確信しています。