技術協力

VJCCハイフォン経営塾の北九州研修を支援

2018年1月

部長専門員 宮田 利勝 

北九州市長表敬訪問 (左端が北橋市長、ハイフォン市からの記念品とともに)

VJCC(ベトナム日本人材協力センター、本部:ハノイ市)では、ベトナム産業界を牽引する人材の育成への支援が活発に進められています。

ハノイやホーチミン市での経営塾に続いて、2016年からは北九州市の姉妹都市ハイフォン市でも経営塾が開校されました。

このハイフォン経営塾では9ヶ月間の座学の後、日本での経営の実際を見聞する訪日研修が計画され、北九州市での研修も行われました。

KITAは北九州市の関係部署とともに、北九州研修の企画から実施までサポートいたしました。


企業訪問 ( シャボン玉石鹸 )
今回の研修は、期間が2017年5月22日から26日、参加者はハイフォン企業経営者など25名
となりました。

研修内容については下記のとおりです。

(1)北九州市の施策

・公害克服と環境事業戦略、水道事業戦略、中小企業支援など

(2)企業の経営戦略

  ・シャボン玉石けん梶A潟^カギ、大原昴自動車・スポーツ専門学校、西日本オート
   リサイクル梶A日産自動車九州鰍フ視察と質疑応答)

(3)企業交流

・北九州企業など17社との交流)などで、特に企業訪問や企業交流では活発な質疑や
   意見交換が見られました。

加えてハイフォン市と北九州市が姉妹都市であることから北橋北九州市長への表敬訪問も実現し、受講者の皆さんは感激の様子でした。

2018年5月には第2期の北九州研修が予定されています。

次回は北九州市ならではの体験も加えて、より充実した研修になるようサポートして参ります。

これらの研修が両市交流の広がりと深まりに繋がるよう願っております。