技術協力

環境省環境調査研修所の2018FY研修実績

2019年7月

技術協力部 部長専門員 澤田 献

廃棄物・リサイクル専攻別研修

中央省庁の地方移転の一環として、3年前から、環境調査研修所の3コースが「環境首都」北九州市に移管され、その事務局機能をKITAが受け持っています。

2018年度は、そのうち下記の2コースが行われ、全国の自治体から研修生が集まり、充実した研修を行いました。

1. 廃棄物・リサイクル専攻別研修 (2018/11/6〜11/9の4日間) 40名

循環型社会の構築に向けて、廃棄物処理の変遷、環境省・北九州市・市民レベルでの
取り組みおよびリサイクル産業の現状と今後について講義を受けると共に環境ミュー
ジアム、エコタウンなど北九州市ならではの施設を見学しました。

研修生同志の懇親も盛んでネットワークづくりにも貢献できたようです。


国際環境協力基本研修
2. 国際環境協力基本研修 (2019/2/4〜2/8の5日間) 22名

地球環境問題の解決には、国際的な環境協力が重要であり、国・地方公共団体などの
主体的取組みが求められています。

今回、環境省、北九州市、JICAの関係者から講義を受け、また、IGES、KITA、楽しい
鰍ネどから事例を紹介していただきました。

環境ミュージアム、エコタウンへの企業訪問に加えて、福岡県および北九州市の海外
協力経験者を囲んでのディスカッションや北九州学術研究都市の留学生による各国の
環境状況紹介など、北九州市ならではの研修を行いました。

今年は両研修とも、研修で得た気付きや発見を漢字一文字で表す「一筆入魂」という企画を行いましたが、研修生には大変好評でした。