技術協力

マレーシア国キャメロンハイランドにおける食品系廃棄物の堆肥化およびリサイクル・ループの構築

2019年7月

技術協力部 部長専門員 竹内 眞介

廃棄物管理公社Vice CEO Dr.Pauze、JICAマレーシア府川所長、楽しい鰹シ尾社長の3名によるMM調印式


「普及・実証・ビジネス化事業」のフロー図
マレーシア国のキャメロンハイランドは、標高1‚500mを超える高原地帯で自然が残る観光地であるとともに、冷涼な気候を活かした野菜や果物の栽培が盛んな地域です。

しかしながら、野菜残渣や食品廃棄物(以下食品系廃棄物)は、廃棄物中の水分が多いため現地にある焼却工場では焼却処理ができず、200q程離れた最終処分場へ運ばざるを得ないなど、深刻な環境問題を抱えています。

このような背景から、楽しい(株)は、北九州市およびKITAの協力のもと、マレーシア国キャメロンハイランドにおいて食品系廃棄物の堆肥化を推進しています。

@マーケットやホテルから出る日量2トンの食品系廃棄物を分別収集しコンポストセンターで堆肥化を行い、A出来上がった堆肥を農家で使用し野菜を栽培する。


キャメロンハイランドの農園: これらの農園から出る野菜残渣を原料に堆肥を作る
これらのリサイクル・ループを構築するために「マレーシア国食品系廃棄物の堆肥化及びリサイクル・ループ構築に係る案件化調査事業」を、2017年11月〜2019年2月に実施しました。

その後、マレーシア国キャメロンハイランドでの堆肥化事業をビジネスとして取り組む「普及・実証・ビジネス化事業」が採択されましたので、引き続き、楽しい(株)、北九州市、KITAは、マーケットやホテルから出る日量2トンの食品系廃棄物の堆肥化事業の実証事業を2019年7月より約3年間をかけて実施します。