技術協力

ハイフォン経営塾(第3期)の北九州研修
「人を大切にする経営」などを学ぶ

2019年7月

技術協力部 部長専門員 宮田 利勝

北九州市長表敬訪問 北橋市長を囲んで


HACCPによる食品の品質管理を学ぶ(且オ尾製菓様にて)
2019年5月21〜25日、ベトナム北部ハイフォン市の企業経営者らの北九州研修が実施され、KITAはそのサポートを行いました。

本研修はVJCC(ベトナム日本人材協力インスティチュート、本部ハノイ市)が主催する経営塾で、ベトナムの産業界をリードする経営人材の育成を目的としており、日本での企業経営の実際を体験するものです。

今回第3期の参加塾生は19社24名の若手を中心とした経営者や幹部たち。

研修課題は @経営理念の実践、A組織力強化と人材育成、B生産・品質管理の高度化、C国際経営力強化など、日本企業でも日々苦闘しているテーマばかりでしたが、この研修の中で、経営の基盤は「人」であり「人を大切にする経営」が肝要と学んだようでした。


ビジネスイベント「展示交流会&商談会in北九州」 後方では展示交流会、手前では商談会が活発に進められた。
今回は特にビジネスイベント「展示交流会&商談会in北九州」を開催。塾生企業は自社のPRポスターや商品サンプルを展示し、その前での企業交流、さらには商談コーナーでの商談と盛んな交流が繰り広げられました。

加えて、北九州市とハイフォン市が姉妹都市であることから市長表敬訪問を行いました。

表敬訪問の丁度2週間前に市長自らハイフォン市及びVJCC本部を訪問したとのことで大いに盛り上がって両市の絆がより強くなった印象でした。

来年5月には第4期生の北九州研修も予定されております。