国際研修部トピックス

2019年度 「エネルギーの高効率利用と省エネ(B)」コース
コロナウィルス感染拡大の中、無事研修完遂に感謝

2020年1月19日〜3月7日

コースリーダー 緒方 勲

小雪の中、西日本地熱発電のバイナリ発電を見学。雪が激しく、横の民家で温泉卵を頂きながら説明を受けました。

本コースは2020年1月19日〜3月7日間の7週間研修となり、研修カリキュラムや見学先の追加等、充実した内容に変更して臨みました。

研修員はイラク、ウクライナ、タイ、インド、エジプト、バングラディシュ、ブラジルから7カ国(11名)が参加しました。

多数の応募者から11名までに絞りましたが、このエネルギーコースとしては最近では最多の研修員数でスタートしました。
 
今回のコースは予期せぬ問題が発生し、少々不安なスタートとなりました。

@1名の研修員が出発当日にパスポートの不備が発覚し来日が1週間遅れたこと。

A1名の研修員が車椅子なしでは移動が困難で、更に来日途中でインフルエンザに感染し
 1週間全く面談も出来ず状況確認ができなかったこと。

B研修期間中に大分〜豊前の積雪のため高速道路で移動に苦戦したこと。

Cコロナウイルス感染問題で北九州市及び民間企業の見学先から直前にキャンセルされた
 こと。


閉講式が終了し、研修員は無事帰国の途につきました。
種々問題が発生しましたが、JICA九州や訪問先企業の皆様からのご支援とご協力を賜り
無事研修コースは終了しました。

関係先には厚くお礼申し上げます。

コロナ禍で帰国フライトが直前に変更される中、研修員の皆さんは大変不安を感じていましたが、無事全員が帰国することができました。

各研修員から帰国後の安着メールを見ながら、一期一会ですがコースリーダー冥利に尽きると感じた次第です。

良き研修員に恵まれ、良き研修先に恵まれ、良きオフィサーとコーディネーターに助けられ、無事研修員が帰国できたことに感謝します。