2020年度:遠隔研修 「持続的な都市開発のための都市経営(A)‚(B)」コース
研修員との質疑応答で苦労しました
2021年1月14日〜 2021年2月5日
コースリーダー 山根 信
ライブで遠隔研修中のコースリーダーとコーディネーター
オンデマンド(事前学習)+ライブ(質疑・応答)の組み合わせとオンデマンドのみの2方式を採用し、いずれも講義後にメールで質疑応答を行い研修員の理解を深めることを目指しました。
アジア・アフリカ地域を対象にした英語コース(A)では、約2時間/日のライブ(対面講義)が確保できましたが、中南米地域対象のスペイン語コースは、時差の関係で対面講義が難しくオンデマンドのみの研修となりました。
1)英語(A)コース(オンデマンド事前学習+ライブ研修)
参加した研修員は英語がネイティブ言語でないため、通常の対面でのやり取りと比べパソコン画面上での対話では問題の理解や意見の表現が難しく、研修員同士の対話でさえ通訳(コーディネーター)の助けが不可欠でした。
参加者の中には通信状態の不安定さもあり、Zoom画面が一時停止となり対面ディスカッションよりも付随するチャットでの質疑が主体となり対面で回答する時間が制限されました。
参加した研修員の多くが、都市経営管理者や大学の指導教員であり、問題の背景や具体例等では多くの質疑が出ました。
またオンデマンド研修のため、研修員同士の対話や講師との直接対話ができませんでしたので改善要請もありました。
参加者の中には、就業時間以降に職場や自宅で研修を受けるという研修員もあり研修レポートの作成や報告に苦労したようです。
研修員からの質問も週末の休日に集中し、講師への質問内容や研修員への回答を翻訳するため、コーディネーターも含めハンドリングが大変でした。