国際研修部トピックス

2020年度:遠隔研修 「エネルギー高効率利用と省エネ推進(A)」コース
楽しくまた苦しい思い出を残してくれたライブ遠隔研修

2021年1月26日〜2021年3月15日

コースリーダー 緒方 勲

ライブで遠隔研修中の風景


本研修は、2021/1/26〜3/15間にライブのみの遠隔研修を実施しました。

研修員の総数は11名でしたが、各国との時差を考慮してAグループ(2名)は日本時間の昼間、Bグループ(9名)は日本時間深夜の2パターンでライブを行う変則的な研修日程となりました。
 
スタート時の最大の苦労は、ZOOM画面で英語のナレーションを流し英語音声を文字に変換し画面上にテロップを入れる方法を採用しましたが、パソコンのメモリー不足から音声が安定せず時々乱れるため、予定を変更してコーディネーター(CDN)の同時通訳で乗り切りました。

このテロップを中止してからトラブルが解消しCDNと共に胸をなでおろした次第です。

これ以外にもZOOM画面が予定通りに動かなかった時にIT担当者宅に電話をかけ、事なきを得たこともありました。


研修員の皆さんとZOOMで対面
遠隔研修はスムーズな質疑応答がポイントとなり、これにより相互信頼が生まれてきます。

基本1コマ=(講義45min+質疑応答15min)×3回の繰り返しで、講義中の質問は全てチャットの利用を徹底しました。

このようなことを繰り返すうちに研修員の行動パターンも把握でき、対話も弾みました。

研修終了後、ウクライナ現地事務所とウクライナ参加メンバー(3名)が反省会を開催したそうです。

席上、研修当初は気難しいそうにしていた女性が、リップサービスも含め、日本で学んだことをベンチマーキングにして生かしたい、また研修期間はもう少し長くてもよかったのに残念、との一言に研修関係者一同苦労が報われた次第です。