理事長挨拶
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理事長あいさつ

北九州国際技術協力協会
理事長 古野 英樹

新年あけましておめでとうございます。

昨年は平成から令和へ元号が変わり、10月には新天皇の即位礼正殿の儀が滞りなく行われました。今年は令和2年、「子年」にあたり再び新しい十二支のサイクルがスタートする年でもあります。
 世界に目を向けると、トランプ大統領はアメリカファースト政策を継続し、減税政策、関税政策等によりアメリカの景気、雇用状況は順調に改善しています。一方、米中貿易摩擦、英国のEU離脱問題による世界経済の不透明、北朝鮮、中近東等の火種もあり、将来の世界情勢は大きな不安要素を抱えています。
 日本では安倍第3次内閣が積極的な外交により、日本の国際社会での更なる地位の向上を目指しています。また北九州市は2015年に国連サミットで採択された「持続可能な開発目標SDGs」のグローバル目標の達成を目指しています。KITAとしてもSDGs目標の実現に努力をしていくつもりです。このような環境下で、KITAは2011年からスタートした下記2点の中期指標に基づき体質改革を続けて参りました。

KITA中長期指針
 1.KITA財産づくり
 2.「KITAらしさ」と「北九州立地の強み」追求

この指針に基づいて2019年度と2020年度の2年間の事業方針を定め、KITAの社会への貢献と永続的な発展を目的に推進をしています。その計画の概要と進捗は以下の通りです。

1.KITAブランド実現に向けた事業力強化・充実
 1)研修ブランド・・現地ニーズ把握からアウトカムフォローまでの確実な遂行
   (1)研修のさらなる充実
     a.研修員ニーズの的確な把握と確実なソリューションの提供
     b.多様かつ専門性の深化への対応と更なる研修先開発・充実
   (2)新たな研修コース受注に向けた仕組みの構築
     a.研修後の研修員フォローの充実および現地ニーズの確実な把握
     b.新たな研修ニーズの掘り起こしと研修課題抽出の継続推進
     c.研修フォローアップの事業化検討
  【進捗】
   研修の更なる充実についてはJICAとの連携を更に強め、継続推進中です。一方、新たな
   研修コース受注に関しては研修フォローアップの事業化に関しJICA本部に接触をし、綜
   合的な進め方について意見交換をいたしました。
 2)技術協力ブランド・・市内に蓄積された技術・ノウハウを活かした海外技術協力及び市
   内企業の海外展開支援
   (1)国際協力・技術協力の推進
     a.環境国際技術協力の推進:北九州環境局(アジア低炭素化センターを含む)と
       の連携
     b.環境省研修等各種研修の推進(環境調査研修所等との連携)
   (2)市内企業の海外ビジネス展開に対する積極的支援
     a.市内企業の海外企業とのビジネスマッチング支援(北九州市関係各局との
       連携)
     b.市内企業の海外事業展開に対するコンサルティング支援(北九州市関係各局と
       の連携)
   (3)北九州メンテナンス技術研究会活動の活性化・事業拡大
  【進捗】
   ほぼ計画通りに進行しています。国際協力・技術協力の推進ではカンボジア/プノンペ
   ン都における廃棄物能力支援、フィリピン/ダバオ市における廃棄物管理の改善がJICA
   草の根技術協力として採択されました。本年度はほぼ予算通り大幅な収益増となる見込
   みです。

2.事業運営効率化の一層の推進
 1)組織・業務分担の明確化と組織間連携の強化・管理業務効率化とコスト抑制
 2)システムインフラの有効活用促進と機能充実
  【進捗】
   組織間の連携を更に強化し、効率的な運営を進めています。

3.公益財団法人運営の確立・・透明性・公正性及び情報公開の徹底
 1)保護情報の厳守と情報公開の徹底
 2)内閣府、北九州市の外部監査対応関連ドキュメント整備
 3)公益財団法人としての日常マナーの確立
  【進捗】
   北九州市外郭団体として、また公益財団法人として更なる透明で、公正な組織運営に
   努めています。
 

 以上のように、2019年度はほぼ計画通りに成果は得られつつあるところです。一方、収支面では引き続き厳しい結果が予想されています。KITAとしては関係組織との連携を更に強め、また2本目の柱である技術協力事業の拡大を行い、収支の改善に努めていきたいと思います。皆様のご協力をお願いします。